レンチはどの様な場所で使われるだろうか?
自動車修理工場や水道屋さんなどが使用しているイメージがありますね。
ホームセンターでも販売されていてDIYなど自分で色々作業する人は
良く知る道具ではないでしょうか?
そんな、身近にあるのに一般の人は中々使う事の無い専用工具について
色々と調べてみた。うんちくコーナーです!
じっくり読んで友達や親族などに問題を出して見てね!
レンチの歴史
レンチ(wrench)とはイギリス語でスパナと言うが、1770年、今からそう
247年前から使われていた。元々はローマでの構築物の建築に使われていた説が
有効のようですね。構築物って何?って話しなんですが、ま~当時だと
橋とか煙突とか鉄塔とかかな。。で、当然レンチが必要とするシチュエーションは
ボルトナットを締める時だけど、当初基本的にはレンチのサイズに合わせた
ボルトやナットを作っていたと言う事です。当時の日本は江戸時代後期。
鍛冶屋がトンカチ・トンカチとレンチとボルトやナットを作っていた様です。
当時、JIS規格もなく(笑)鍛冶屋がそれぞれ、トンカチやっていたので
一度、レンチを買うと、同じ鍛冶屋でボルトやナットのリピート注文が
入るビジネスモデルが構築していたと言う事です。凄いっす(笑)
口径などが標準化されたのは1800年を過ぎた頃からです。
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レンチの種類
レンチの種類を羅列してみますね。
A:肩口ラチェットレンチ
片方だけに1種類のソケットがついています。
B:両口ラチェットレンチ
頭部の両方にサイズの違うソケットがついているので
良く使うサイズ2種類の工具を同時に持てますね。
C:板ラチェットレンチ
ソケットが突起していない板型の形状です。
上下(右左?)サイズの違うナットに対応出来ます。
D:強力パワーレンチ
大型のボルトナットの締付け、緩めに使います。
B:肩口メガネレンチ
Aの片側しか穴があいていないもの。
C:打撃メガネレンチ
ハンマーで柄の部分を叩いて締めたり緩めたりします。
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モンキーレンチはボルトやナットを挟む所が可動式になっています。
軽量タイプの物や、ワイド(可動部分の広がりがより広くなる)タイプ。
柄の短いショートタイプの物があります。また材質がアルミの物もあり
錆びにくい材質となっています。
A:軽量タイプ
B:モンキーレンチ強力タイプ
C:モンキースパナ
D:ワイドモンキーレンチ
E:スーパーワイドモンキーレンチ
F:ショートワイドモンキーレンチ
G:グリップ式モンキーレンチ
H:アルミ式モンキーレンチ
もっとあるが、止めておきます(苦笑)
上下(左右かな笑)の形状が組み替えられたレンチです。
A:コンビネーションスパナ
B:ラチェットコンビ
C:首振りラチェットメガネレンチ
要は両端の用途を組み合わせたものですね・
こんなやつ↓
ある一定の力が加わるとそれ以上締付ない様に出来るトルク式です。
先端の部品を交換する事により多岐のサイズに対応出来るものもありますね。
見た事ありませんか?車のスペアタイヤ交換など
クロスレンチで行ったりします。
A:T型レンチ
B:L型レンチ
C:Y型レンチ
D:クロスレンチ
に分類されます。
B:コーナーレンチ
こちらも同じ様な感じの使い方です。主にパイプです。
Aとは形状が違います。
C:チェーンレンチ
太いパイプなどに使います。四角や三角の形状の物でも
ガッチリつかみます。
D:ベルトレンチ
ベルトにはナイロン製など比較的柔らかい材質のものが
使われています。メッキパイプ、塩ビパイプなど
傷付けたくないモノの時に使用します。
E:モーターレンチ
水道業者や空調業者が使用する事が多いです。
トイレ、お風呂など衛生器具の取付などに使ったりします。
F:フレアナットレンチ
カーメカニックなどで使います。結構専門的な工具ですね。
とま~ザザッと書きましたがこれだけ多種多様のレンチがあるのですね。
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レンチが必要な場面
まとめてみた
どうでしょう?
身近であるのにあまり使う事の無いレンチについて考えてみました。
結構歴史のある道具だと思もって頂けましたか?
今度ホームセンターで見かけた際には手に取って、「お~これがメガネレンチか~(笑)」と
思って頂ければ何よりです。
作っている会社、スタッフが江戸時代から受け継いでいる技術の継承者と思えば
道具の深みも増すのではないでしょうか?
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