金融

消えたリップル(XRP)シリーズ~番外編~サイバー警察に会いに行った。

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2018年1月早々、仮想通貨業界を震撼させている。

コインチェックによる巨額ハッキング事件です。仮想通貨に関心をお持ちの方であれば連日のニュースでご存知の方も多いのではないでしょうか?

そんなハッキング問題は身近な所でも起こるのです。

シリーズとして私が被害にあった仮想通貨のハッキング事件については下記に記事にてご確認下さい。

消えたリップルコイン(XRP)を取り戻せ!(前編)

消えたリップルコイン(XRP)を取り戻せ!(中編)

消えたリップルコイン(XRP)を取り戻せ!(後半)

大変反響も大きかったので(多分コインチェックの流出問題があったためだと思います)本日は番外編としてサイバー警察へ伺った時の情報を記事にしますね。

サイバー警察と言っても普通の警察だった!

もちろんの事ですが、普通の警察署に勤務しています。私が面談した方は服装は刑事的な感じでスラックスにYシャツ、ネクタイ+ジャンバーでした。

〇〇県警に所属しているのですが案件によって本部ではなく最寄りの〇〇署を転々としているとの事。

最初私が「田中さん(仮名)」お願いします。と職員に言ったのですが、?マークでした。誰の事か分からなかったのです。

事情を説明しようとすると誰の事かわかった様子で読んで来てくれました。

その後、田中さんと取調室(他の部屋が空いていなかったとの事)で事情聴取されることになりました。



事情調書の内容

田中さんとは電話で3~4回お話ししていて私が一番最初にXRP(リップル)を購入した所からどのような資金移動を行ったなど時系列やMr.RippleやMr.ExchangeのIDやパスワードを渡していました。

Mr.Exchangeに問合せをしてログの記録を入手してくれてたりと一通りの捜査はしていてくれていましたね。

聴取ではまず経緯についてのおさらいをしました。

田中さんの手元の記録と見比べながら「これはなぜ入金されていますか?これは出金となっていますが間違いないでか?」などと言う感じです。特に感じが悪くもなく普通に話しをしている感じで聴取は進められて行きました。

私の取引記録は全く少なく、2015年~2018年1月までで8~10回ぐらいです。

内3回がハッカーの不正送金です。

サイバー警察の田中さん(仮名)も不思議がっていたのですが、3回中、1回が大量の送金83000XRPです。これは最後の最後3回目私の取引ログ最後の取引です。

その1つ前に少額の20XRPぐらいが別のウォレットに送金されています。

このウォレットも曲者で他の被害者も同様のウォレットに送金されている方が多数存在する様です。

そしてもう1つの送金が東京JPYと言う仮想通貨の取引所です。送金額は1.6JPY。

JPYなので日本円と言う事ですよ。そう!1.6円!

田中さんの方で東京JPYに問い合わせてくれたのですが金額が少額過ぎて処理出来ていないとの事でした(苦笑)

なぜこの様な事をしたのか意味が分かりませんとサイバー警察の田中さんも首を傾げていました。

しかも他の事案でも、ハッキングし送金した仮想通貨は数年間放置状態でまた別のウォレットに送金されたりする事もあるようで

「何がしたいかわからない!」事案も少なく無いようです。

基本的に匿名性が高い仮想通貨市場は海外では口座開設にも身分証の提出が不要な所もあるとの事で、やはりここでも犯人を特定する事は非常に困難だと言われました。



 

そして、私のログから分かった事は私の場合ハッキングはMr.Exchangeからの送金では無く、シークレットキーをなんらかの形で入手して資金の移行を行った可能性が濃厚だと言う事です。

海外との壁

私のウォレットから無断で送金されたXRP(リップル)は未だに送金さきから動かされていないと言う事です。

これは自分での確認出来る事なのですがもう半ばどうでも良いので追跡していません。どうせ戻ってくる確率0.1%くらいですからね。

ウォレットアドレスは専用のシステム(?)で無制限に作る事が出来るのでウォレットアドレスと個人を結び付ける事も非常に困難との見解でした。

例えば海外の仮想通貨取引所へ問合せしたい場合も、いち警察官が勝手に海外の業者へ問い合わせる事は原則出来ない様です。国際間の絡みが出てくるとの事でもっと大きな組織(警察庁?)かどっかからしか問合せできず、対応も消極的のようです。

例えばamazonここへの問合せも若干海外の壁があるみたいです。

(一般の問い合わせは勿論大丈夫ですよ。ログの提出要請などの事でしょうね。)

「amazonのクラウドサービスとappleのクラウドサービスを利用していてもしかするとシークレットキーを写メしたのが自動でクラウドに上がっているかもしれない」と伝えた所、「appleは問合せできるがamazonはちょっと・・・。」と言っていました。

まとめ

サイバー警察とお会いして色々と情報交換(事情聴取ですけど。笑)を行いました。

年々仮想通貨の被害が増加している事。被害があると仮想通貨を安心して利用出来ない為、仮想通貨市場の拡大が阻害される事。

それらの理由もあり警察としても犯人を検挙したいとの見解でした。

個々の警察の方は頑張ってくれているようですがワールドワイドな現代では海外の壁が存在し国家間が絡む犯罪は捜査が迷宮入りする事が多いのだろうな~と実感しました。

田中さんにもお伝えしましたが「宝くじ」と思って期待しないで待つ事にします。泣き寝入りですけどね。。。(涙)



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