スペアキーは持っていますか？
私は以前、鍵を紛失してスペアキーも持っていなかったので緊急出張サービスの鍵屋さんに来て頂き
新規に鍵の制作をして頂いた事があります。
出張や技術料金で２万円近くお支払いしました（涙）
大変困っていたのでありがたかったのですがスペアキーがあればこの様な出費は必要なかったのかな～と反省した訳です。
鍵を紛失しても安心出来るスペアキーですが実際どれで作ることが出来るのか良くわからない方もいると思います。
今日はスペアキーの元となる鍵の種類とスペアキー制作時間、費用をまとめてみました。
鍵のメーカーと種類
鍵の代表的なメーカーは
・美和ロック（MIWA）
・ゴール（GOAL）
・日本カバ（KABA・NIKABA）
・ユーシン・ショウワ（U-SHIN-SHOWA）
その他にはウエストやアルファ、トステム ウェーブキーなど１０社ほど鍵のメーカーがあります。
・ディスクシリンダー錠
以前の戸建て住宅の多くにこのディスクシリンダー錠が使用されていました。
２００0年以前には爆発的に普及していましたが防犯上での問題があり簡単に解錠されてしまう事がデメリットです。
縦方向に鍵を挿入し鍵の形状は左右にギザギザ凹凸があります。一般的に良くイメージされる鍵ですね。
・ピンタンブラー錠
こちらも戸建てやマンションで大変よく使用されている鍵です。
シリンダーに対し横方向に挿入して回すタイプの鍵です。
一方方向しかギザギザの凹凸がありません。この鍵も防犯性はあまり高くありません
・ディンプルシリンダー錠
防犯性（ピッキング対策）を意識して開発された鍵です。（一般的にディンプルキーと良く言われます）
左右のギザギザの凹凸は無く、表面にくぼみ（ディンプル）がある鍵の事です。
以前はディンプルキーのスペアは制作出来ないとされていましたが、現在ではスペアキー作製機械の向上によりディンプルキーのスペアも制作出来る様になりました。しかし、難易度は高くスペアキーを制作しても上手く回らない事もあるので、元々の純正商品（鍵）を多めに購入してスペアキーとして使用する方が良いでしょう。
・マグネットタンブラーシリンダー錠
マグネット（磁石）によって防犯性を高めた鍵です。
鍵と、それを挿入するシリンダーにマグネットを仕込ませています。
マグネットのN極とS極の反発により鍵がシリンダー（鍵穴）に挿入されて行きます。
・ロータリーディスクタンブラー錠
ディスクシリンダーの弱点を改善された後継機種です。
見た目はディスクシリンダー錠とよく似ていますが外筒・内筒を貫く部品とタンブラーが別々になっていて構造上大変防犯性の高い鍵となっています。
スペアキーはどこで制作してくれる？
スペアキーを制作してくれる所はを挙げて行きますね。
・鍵屋（路面や駅構内など）
・ホームセンター
・ショッピングモール
・スーパーなど
・インターネット
あなたの家の近くにホームセンターやショッピングモールはありませんか？その中のテナントとして
お店を構えている所もありますよ。鍵屋は当然OKで最近ではインターネットでもスペアキー制作に対応してくれますよ。
スペアキーの制作時間と費用
・ディスクシリンダー錠
・ピンタンブラー錠
スペアキー制作の作業時間＝５分程度
金額＝５００円前後
・ディンプルシリンダー錠
スペアキー制作の作業時間＝１５～２０分程度
金額＝３０００～５０００円前後
複製できない場合の多い。
基本的にメーカーと品番が分かれば純正を取り寄せ出来ます。
鍵に品番等は刻印されていますので紛失する前にスペアとして取寄せておく事をお勧めします。
・マグネットタンブラーシリンダー錠
こちらも基本的に複製は難しです。
純正のものを取り寄せる事になります。
１６００円～
・ロータリーディスクタンブラー錠
スペアキーを作る事も出来ますが、かなり正確にコピーしなければ
鍵が途中で抜けなるなるケースもあるようです。
やはりメーカーに純正を注文する事がベストです。
価格は1000円～
まとめ
今日はスペアキーについて記事にしました。
防犯性の高いものは複製が難しいです。なので事前にメーカーと品番を調べて（鍵に刻印されています）購入しておく事がベストです。
万が一防犯性の高い鍵を紛失した場合、鍵の出張サービスに来て頂き解錠となるとかなり高額の費用が発生します。（20,000円～）
予めメーカー純正の鍵を取り寄せた場合は
ディンプルキーでも3000円～5000円程度。マグネットタンブラーシリンダー錠、ロータリーディスクタンブラー錠では
1000円～ネットで取寄せ可能です。
あと１つ。スペアキーは必ず常に持っていて下さい。（バックの奥とか車の中とか）
だって、家の鍵を紛失してスペアキーが家の中にあるのでは全く意味がないですからね（笑）
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