ビットコインが先物市場に上場。その意味や見通しを詳しく解説!

金融



ビットコイン先物は2017年12月10日に

CBOE(シカゴ・オプション取引所)

そして、2017年12月18日には

米国金融機関CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場されました!

この歴史的意味を解説して行きますね!

ポイント

1.先物って何?

2.上場したらどうなる?

この辺りを解説して行きますね!

ビットコインが上場した先物市場とは?

先物取引って聞いた事がありますか?

・なんだか危ない株取引みたいなもの?

・胡散臭い。

・多額の借金をしそう。

ビットコインが上場した先物市場をこの様に考える人も多いと思います。

1.将来の予め決められた期間に決済される。

2.決められた特定の商品(原資産)で取引される。

3.価格は購入時の価格で取引される。

この様な取引形態を先物取引と言います。

具体的には、

現在のビットコインの価格が1万円とします。

3か月後にはこの1万円のビットコインが2万円になると予測すると

この1万円のビットコインを3か月後10コイン購入する予約が出来ます。

そして、予約金は証拠金と言われ、実際の取引額と比べて非常に少額に設定されています。

(SPAN証拠金計算方法にて行われています)

予約が出来る事が先物取引の肝だと思って下さい!

その後、1万円のビットコインが2万円になれば、あなたは1万円儲かります。

5000円になれば5000円損をする。

そして必ず決められた期限までに決済しなければなりません。

(途中で儲かった場合、損をしていてこれ以上被害を拡大させたくない場合、など決済する事は可能です。)

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先物取引は買いからでも売りからでも取引を行い事が出来ます。

ビットコイン先物の価格がある期日(限月取引)にいくらになっているか?を予想して上がると思えば「買い」下がると思えば「売り」で取引が出来ると言う事ですね。

現在日本で取引されている先物取引

商品先物取引(大豆・コーン・金・銀・灯油・ガソリンなど)

債券先物取引(中期国債先物、長期国債先物、ミニ長期国債先物、超長期国債先物)

株価指数先物取引(日経平均・TOPIXなど)

が上場されていて市場で取引されています。

つまり、私もあなたも売ったり買ったり出来るのです。

先物取引が怖い危険損をすると言われる由縁はレバレッジ効果によるものだと思います。

少ない手持ち金で多いなお金を動かす事が出来るので、ハイリスクハイリターンな取引と言えます。

先物取引の仕組みを理解してゆとりのある資金で行えば危険なものではありませんが、

お金が動くので欲や恐怖に駆られ自分を制御出来なくなる危険性は潜在的にはらんでいます。

 

ビットコインが先物市場に上場したらどうなる?

ビットコインCBOE(シカゴ・オプション取引所)と、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場しました。

この2社は世界でも最大級の先物業者になりアメリカ政府の監視の下に置かれます。

取引自体の信用性は向上すると言えますね。

また顧客の資金で運用する機関投資家の参入も確実のものになりそうです。

従来であればビットコインなどの仮想通貨は機関投資家の対象外でした。

信用が担保されていなかったからです。

しかし先物市場に上場された事が信用を一定基準で担保されますので

機関投資家の基準にも適応されて行く事でしょうね!

これを突き詰めて行くと今までは理由もなく乱高下していたビットコインも先物市場に上場する事によりある一定の論理的動きをする様になると考えます。

現在のビットコインの価格バブル価格と言われているので上場当初は動きも荒いと思われますが

時間を経過して行くに連れ論理的な価値に収まるとみています。

これは仮想通貨全般には大変良い事で仮想通貨が人々から信用され認知される大きな第一歩だと思います。

まとめ

ビットコイン先物市場への上場について見て来ました。

現在、玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の仮想通貨全体の大きな前進ですね。

ビットコインが信用出来る通貨になれば他の仮想通貨に良い影響を与えてくれると考えています。

意味のない仮想通貨は淘汰されて良いものだけが残って行くでしょう!

今後のビットコインを取りまく金融業界の流れには目が離せませんね。

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