財布の中にポイントカードは何枚入っていますか?実は私は0枚です(苦笑)
ポイントカードと一口に言っても特定のお店だけで使用出来る”ハウスカード(クレジット機能付き)”と提携先が多くあり相互的に使用可能な”共通ポイントカード”に一旦分かれます。本日は共通ポイントカード(電子マネー)などの情報と独自のポイントカード(ハウスカード)のメリットデメリットやポイントカードの使用方法をまとめてみました。
どうぞ!
目次
ハウスカード
お店のメリット/お店としては顧客情報を得る事が出来るので販売促進に使用する事や色々な顧客データ(男女別・地域別・単価別など)の取得する事が出来る。
お店のデメリット/内容によってはコストが高額になるケースもある。導入に10~50万円必要な場合のありオリジナル性を追求すればするほど高額となる。
お客のメリット/独自のサービスが受けられる。
お客のデメリット/関連の店舗でしか利用出来ない。
ハウスカードは企業の独自性を顧客にPRする目的で導入される事が多い。半面使用範囲が限られているのでリピートでのメリットがある施策がないと継続・拡大は難しい。ハウスカードは減少傾向です。
共通ポイントカード
大きく分けて
・TーPOINTO
・nanacoカード
・Rポイント(楽天スーパーポイント)
・d point
・waonポイント
があります。
各ポイントカードの特徴を整理しました。
TーPOINTO
企業:カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)
会員数:約6500万人
提携企業数:175社(約73万店舗が導入)
主な提携先:Yahoo!Japan・TSUTAYA・ファミリーマート・カメラのキタムラ・ドトールコーヒー・ENEOS・エディオン等々
nanacoカード(ポイント貯まる電子マネー)
企業:株式会社セブン&アイ・ホールディングス
利用枚数:約5600万枚
主な提携先:セブンイレブン・マクドナルド・イトーヨーカドー・ゆめタウン・デニーズ・ココ壱番屋・ミスタードーナツ・等々
使い方:貯めたポイントを電子マネーに変えて使う事が可能です。提携店のレジに行ってポイントから電子マネーへの交換を依頼します。また現金orクレジットカードでのチャージが可能なので事前にnanacoカードにチャージする必要があります。
<チャージの方法>
・店頭で店員さんにお願いする。
・セブン銀行のATM(画面右側にナナコカードを置く場所がありそこに置いて自分の口座からチャージ)
・クレジットカードからの電子マネーへの変更は事前にクレジットの審査を通過して利用できる様にしておく必要があります。利用出来る状況であればnanaco会員メニューより電子マネーへの交換が可能です。
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Rポイント(楽天スーパーポイント)
企業:楽天株式会社
加入者数:9400万人
主な提携先:楽天市場出品者・マクドナルド・くら寿司・ミスタードーナツ・ペッパーランチ・デイリーヤマザキ・ライトオン・ビッグカメラ
楽天カード/Rポイント(楽天スーパーポイント)/楽天Edyの違い
①楽天カードはクレジットカードで保有するには審査が必要です。年会費は無料で100円で1ポイント貯まる仕組みです。
②Rポイントはお店のスタンプカードのイメージです。直接スタンプする事無くカードの記憶媒体にデータとして残されて行きます。
審査は無くこちらも100円で1ポイントが貯まる事になります。
③楽天Edyは電子マネーです。楽天Edy加盟店で支払う事が可能。チャージ限度は5万円となっていてこちらのカードも200円毎に1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっています。
①~③の共通の仕組みは楽天スーパーポイントが貯まると言う事です。そして1つの買い物で重複してポイントをGETする事が可能です。
まず、楽天カードで楽天Edyに電子マネーを入金(ポイントGET)
次に、Rポイントカードをお店の人に提示し(ポイントGET)
さらに、楽天Edyで支払い(ポイントGET)
何ともお得な楽天のポイントシステムです。
d point
企業:株式会社NTTドコモ
主な提携先:ローソン・イオンシネマ・AOKI・マクドナルド・タワーレコード・NEXCO中日本・メガネのヨネザワ・高島屋
使い方:ドコモのポイントカードなのでケイタイ・スマホでドコモを使用すると自然とポイントが貯まって行く感じです。ポイントカードの発行は近くのドコモショップか加盟店各店で行って頂けます。
WAON POINT
企業:
利用枚数:5600万枚(waon電子マネー)
使用出来るお店:全国38万7千箇所
主な提携先:
使い方:WAONポイント(青系カード)とWAON POINT(赤系カード)があります。
どちらも”ワオンポイント”と発音しますが別物です。ちょっとややっこしいですね(苦笑い)
WAONポイント(青系カード)は以前からあった電子マネーです。
WAONポイント(青系カード)で商品を購入→WAONポイントが貯まる→WAONポイント(青系カード)へ電子マネーとして交換→商品購入
このサイクルでポイントを”貯める”交換する”使う” ”貯める”交換する”使う”と回って行きます。
そしてWAON POINT(赤系カード)こちらのカードは現金や商品券、ギフトカードでポイント付与されるポイントカードです。
WAONポイント(青系カード)では現金や商品券等ではポイント付与がありませんでした。これを解決したのでWAON POINT(赤系カード)と言う事になります。
要は決済方法が電子マネーの時はWAONポイント(青系カード)を使用する事によりポイント付与。
現金・商品券・ギフト券の時はWAON POINT(赤系カード)を使用する事によりポイント付与。と言う使い分けでお得になると言う事ですね。
まとめ
本日はポイントカードについて調査・整理しました。お店独自のポイントカード(ハウスカード)は縮小傾向ですが共通ポイントカードは益々増加していっていますね。
共通ポイントカードの導入はメリットがありますが顧客管理や販促と言う部分では共通ポイントカード発行元がお客の個人情報を持って行きます。したがって仮にお店が本来の目的が顧客の込みであればその意図とはズレが生じるかと思います。
新規・リピートお客様の獲得や満足度向上と言う視点でみれば共通ポイントカードの導入は”あり”と思います。私の妻もいつもイオンでワオンカード使っていますよ。特に女性の方の共通ポイントカードの利用頻度は高いようです。