肥満外来について調べてみた!5つの治療法を網羅。

ダイエット

肥満外来って興味がありますか?

ある!と答えた人はダイエットが上手く進まなかった人の可能性が高いと思います。

肥満外来での実際のメリット・デメリットってなんなのでしょうか?

詳しく調べてきましたよ!

肥満外来とは?

病院で行うダイエット!と言う事ですけど主旨は病気にならない様に予防する、又は改善する事を目的とされています。

例えば定期診断でメタボリックシンドロームと診断された方や肥満症による、

高血圧糖尿病高脂血症などの脳卒中心臓病危険性がある方が対象となる外来です。

どんな治療をしてくれる?

BMI(体重指数)=<体重kg÷(身長×2)>などを使い肥満度をチェックします。

その後、主に5つの治療法を段階的(組合せ)・患者の適性を見ながら行って行きます。

1.食事療法

2.運動療法

3.認知行動療法

4.投薬療法

5.外科治療

もっともポピュラーなダイエット(生活習慣改善)方法ですね。

食事療法では摂取するカロリーのコントロールの指導を柱として

・栄養のバランスや食品の選び方、調理方法の指導やアドバイス。

・日常生活での食事の食べ方(ゆっくりかんで食べる・炭酸飲料を控える等々の細かな教え)

を指導されます。

また運動療法では、

・準備運動と整理運動を行う事。

・軽い運動からはじめ少しずつ運動量を増やす事。

・日々自身の体調に合わせ無理をしない事。

・継続する事を前提に続けられる運動を選ぶ事。

そして、認知行動治療法とは、現在の自分の肥満の状態や食生活、運動不足を自らが自覚して行動パターン(過食や偏った食生活)や体重などを記録。

また、思い込み(自分は太りやすい、リバウンドしやすい。どうせ無理)を取り除く作業などが含まれます。

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脂肪の吸収を抑える治療薬「Xenical(ゼニカル)」脂肪の吸収を制御する薬です。

この肥満治療薬ゼニカルは食事で摂取する脂肪成分を大幅にカットする効果があり

治療薬として多くの病院で使われています。

なんと摂取したカロリーの30%をカットしてしまうと言う夢の様なお薬です。

しかも副作用も少なく、

・下痢

・おならの回数が増える

・脂溶性ビタミンの不足

この程度です。

服用開始から14日程度効果が実感できる事もあります。

処方価格は1錠190円~450円

残念な事は日本では未承認(欧米では承認済み)の為、自由診療で使われる薬となります。

 

※日本承認(保険適用)の食欲を抑える薬(サノレックス)もありますので安心して下さい。

減量手術と言われたりしますね。的肥満の方を対象に行われる手術

糖尿病や心臓病などの肥満合併症で行動を制限されたり、死に至ったりするのを避ける目的

合併症を完治もしくは改善する為の治療法ですね。

内科的治療ではリバウンドの可能性が多いとされていますが、外科治療では長期に渡り減量を維持できていると言う事が証明されています。

日本では主に4つの術式がありますが

保険で認められているのは「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」のみとなります。

胃の大半を切除してバナナ1本程度の大きさにする為、少量の食事でも満腹となり

顕著に減量効果が期待出来ます。

保険適用の条件:BMI30以上。肥満に伴う健康被害があり、内科治療によっても十分な効果が出なかった患者。18歳~65歳が目安。

自由診療でも外科手術は可能ですが費用が200万円程度はかかります。

保険適用の場合は30万円+α程度です。

いいのか、わるいのか(苦笑)

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メリット・デメリット

肥満外来について見て来ましたが、メリットとしては専門家の先生の指導が受けられる。

また、一定の肥満状態の方は投薬治療や外科治療を保険適応で受診する事が可能。

 

デメリットは皆がみんな肥満外来を保険適用で受診出来ることではない。

また病院に通院しなければならないので時間的制約や交通費などの費用負担は発生する。

と言う所です。

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