グレーチングの種類、価格や規格、歴史など丸ごと調べてみた!

建築関連



グレーチングとは一般的は道路の排水路の蓋(ふた)として使われる事が多いですね。

今日は、街中どこでもあって、気にかける事の無い

グレーチングの種類や価格、規格、歴史など丸っと調べて見ました。

このサイトでグレーチングの粗方(あらかた)理解出来ますよ(笑)

主要メーカーと種類

街中で良く見かけるグレーチングは

①スチール製(鉄ベース)は多いですね。

ただそれ以外でも

②ステンレス製・・・・マンション玄関マットや厨房に使われる。

 

③FRP・・・・フェンスや目隠しのアイテムとして使われます。

 

④合成ゴム・・・ゴルフ場や幼稚園・保育園の屋外から室内の入口に使われます。

 

と、多岐に渡ります。①~④の素材が殆どですね。

 

ダイクレ

広島県呉市に本社を持つ会社です。

1951年(昭和26年)に大呉興産株式会社で会社をスタートして1969年(昭和44年)に株式会社ダイクレに社名変更しています。

老舗でグレーチングトップメーカーです。

代表者は山本 浩氏(2017年12月現在)

資本金:4億6千万円

従業員:450名

と言う情報です。

 

オカグレート

岡島グループの販売部門担当が、株式会社オカグレートと言う様です。

開発部:岡島工業(株)

開発部:東北岡島工業(株)

物流部:岡島物流(株)

です。(株)オカグレートは三重県に本社を置き、全国に24拠点を持っています。

ほぼ全国を網羅しています。社長は岡島 伸幸氏。資本金1000万円、従業員150名。

 

 

宝機材

岐阜県瑞穂市に本社・工場があります。「一貫生産」のスローガンのもと原料調達から

加工・表面処理・配送まで自社で行っています。

昭和47年設立。社長は浅野寛榮(あさのかんえい)氏、資本金5000万円、従業員46名。

 

 

石田鉄工

三重県桑名郡木曽岬町に本社があります。

創立:昭和36年、社長は石田 昭三氏、資本金1000万円、従業員180名。

 

 

カネソウ

名証2部に上場しています。創業1922年(大正11年)社長は近藤 健治氏。

資本金18億2000万円、従業員243名。

 

 

片岡産業

大阪市福島区に本社があります。創業1946年(昭和21年)社長は片岡 徳恭氏。

資本金1500万円、従業員52名。

 

 

三重重工業

三重県に本社があります。

昭和37年創業で資本金9500万円、社長は窪 道徳氏です。

 

この辺りのメーカーがグレーチングの主要メーカーとなります!

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価格やサイズ

一般的なグレーチングですね。

600mm×180mmが標準です。

2,000円程度で販売されています。

 

※適用荷重:乗用車(T2)

ま~2トン程度までOKと言う事ですね。

トヨタ(アクア)1.1トン程度

トヨタ(ノア)1.5トン

トヨタ(ハイエース)1.9-2.1トン

この様な感じです。が、車輛の表示は総重量なので、基本的には

全ての荷重が掛かる事はありません。前輪のみ後輪のみの

荷重の負荷程度なら大丈夫です。

 

 

 

景観用のグレーチングです。

見た感じの良い仕上がりでオシャレですね。

600mm×90mm(120・150・180・240・300)

から選べます。

価格は2,700円で送料別

 

 

溜桝(ためます)用のです。この商品は「落ち葉」が桝の中に

入らない様に目が細かく工夫されています。

縦×横=300mm×300mm

5,800円程度で販売されています。

 

 

U字溝用の縞鋼板付グレーチングです。

長さ940mm×幅230mmです。高さ25mm

価格は6,800円程度です。工場や飲食店などで使用するケースが多いようです。

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例えばグレーチングをネット通販で購入する時に

サイズと荷重をチェックする必要があります。

歩道用であればそれ程気にする必要はありませんが

車輌の通過する所にあるグレーチングであれば破損の恐れもありますので必ずチェックしましょう!

適用荷重:

グレーチングの設計荷重は<T-25T-20T-14T-6T-2歩道

の基本設定があります。

例えば車両の総重量が25トン=250kN(キロニュートン)

これに相当する荷重を「T-25」と表します。

簡単に言えば「T25」と表示されているのは25トンの重さに耐えられるよ!

と言う意味ですね。

で、車両の場合は、前輪と後輪に分けてどの程度の荷重が掛かるか計算します。

前輪片側10%

後輪片側40%です。

T25の場合は

25トン×前輪10%=2.5トン

25トン×後輪40%=10トン

の荷重設計がされていると言えます。

また、これにプラスしてタイヤの接地面積も考慮した

荷重設計になっていますので安心出来ますね。

 

グレーチングの歴史

グレーチングを初めて日本で製造したのはダイクレとされています。

1953年に実用新案を取得して製造をスタートさせました。

現在でもグレーチングのパイオニアメーカーと言う事で

国内シャアの40%はダイクレと言われています。

このグレーチングでの問題が何事案かあります。

1.窃盗による被害。

グレーチングは街中いたるところで見る事が出来ます。

特に鍵も掛かっていないので、持って行こうと思えば持っていけちゃいますね。

グレーチングは亜鉛メッキが施された鉄製品なので、

リサイクル転売目的や、なんと焼肉(バーベキュー)の網に使う為に

盗まれる事がある様です。

 

2.グレーチングの網目の問題。

現在は一部改善されて多様なデザインが製造されていますが、

以前は、網目に杖が入り込み転倒の原因になったり、女性のハイヒールが

ひっかかったりしました。

また、雨の降る日は滑りやすく転倒の恐れがあります。

この様な問題・課題点もありますが、

それ以上に多岐の用途で必要とされている商品です。

まとめ

グレーチングの種類や価格、製造メーカーなど丸ごと見て来ました。

これで粗方の内容は理解出来たのではないかと思います。

グレーチング購入の際は製造メーカーやT荷重についても参考にして下さいね。

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